雪の日に思う、日本の凄さ。

上越新幹線には、ほぼ毎週乗っている。降雪地域の線路では、雪の日、スプリンクラーのような
もので散水され、凍結を防ぐしくみが整っているし、雪の日でもまずは運休にはならない。
「さすが、雪に強い」上越新幹線だ。
そして、このたびは、東海道新幹線エリアで大雪の事態。
たまたまその日に名古屋から東京への列車を予約していた。
前日からの慣れない大雪、さてどうなるか?
予想通り、関ケ原周辺の徐行は毎度おなじみであるが、今回は広範囲にわたっての
徐行運転で、大幅にダイヤが乱れている。
列車がどこから来たか、のぞみか、ひかりか、こだまか・・・により、その遅れの状況が変わってくる。
早めに駅に行き、出発する列車が表示される掲示板を注視している。
東海道新幹線は5分間隔、いやそれより短い間隔で走っている。物凄い列車数、物凄い輸送力だ。
それが雪や台風で徐行せざるを得なくなると、全部が止まってしまう。
最大1時間の遅れ、列車によっては20分ほど・・。電光掲示板をじっとみていると、次々運行状況が更新される。
すごいな日本の対応力は。これは人力ではできないのでは?、まさにAIの力では?。
こんな瞬時に大量の列車をさばいていく、しかも事故やトラブルが起きないように・・。
そしてやっと乗り込んだ列車でのアナウンスも素晴らしい。災害時の案内が徹底しており、また列車遅れへのお詫びもきちんと盛り込まれている。
そして、東京に近づくごとに遅れは解消、おかげで予定どおりの時刻に東京駅に着く。
日本の技術力はすごい。
さらに、宅配便も同様だ。
高速道路がストップしていたはずなのに、きちんと翌日の指定時間に届いた。
驚きの日本パワー。便利を維持するためのたえまない努力が見えないところで続けられていることに
頭が下がる。
災害が起きると、便利・快適な普段の生活は大変有難いことであると痛感する。
もう一度言う、日本のパワーはすごい。

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