お手伝いしている百貨店催事でチラシを配布しつつ、通行客に
呼び込みするという久しぶりの業務。
実は現場でのこういった仕事はマーケティング的にとても
面白いため、わくわくする。
地下街からデパート地下食品売り場に入る、まさに地下の玄関
であり、常に数多くの買い物客が出入りする。
セールが開催されていることもあり、平日でも賑わいがある。
「いらっしゃいませ~」
「本日開催2日目の道の駅のイベント、大好評です・・」
「全国の道の駅でしか買えないおいしいものを集めました」
「どうぞお立ち寄りください~」
わずか数時間であるが、ずっと声をかけ続ける。
耳を傾けたと思った瞬間にチラシを渡して、個別に誘う。
一人興味をもつと周囲の人もつられる。
「それ、ください」
チラシをわざわざもらってくださる方もおられる。
催事にフライヤーはやはり必需品だ。
声をかけた瞬間に、ふっとお客様の表情が変わったり、
目が合うと自然と笑顔になったり、
余裕がある感じの方であったり・・
そんな方の反応が良い。
余裕がありそう、興味がありそう、いつも何か求めている感じ・・
これらは表情で、顔つきでわかる。
1日におそらく1000人以上の方を見ただろう。
間違いなく、高齢化社会。
デパートに買い物にくる方は富裕だ、心のゆとりがある方だ。
この呼び込みの仕事は、やめられない。
まさにいつも講座で話すAIDMAのAがここで決まるのだ。
現場に必ず答えがある。だから、企画の仕事をするものは
現場に足を運ぶこと。が大切だ。
反応は顔つきでわかる。
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