「黒子」という仕事は重要だ。
世の中の見える現象や、一見主人公、主役に見えている人
は、それ自体やその人だけではそこに立ち続けることはできない。
周囲のいろんな方のお世話で、支援で、光を当てていただく
ことができるのである。
私が私が、俺が俺が・・
という役割も世界にはたまに必要だ。
その人の人を引き付ける魅力、求心力があれば
そのパフォーマンスの裏にある目的が達成しやすい。
その目的が誰のためかも要注意ではあるが・・・。
利己のための私ではなく、利他のために私が何ができるかが
大切だと思っている。
人間は社会的存在であり、いろんな場面でいろんな
役割を担当することがある。
その役割の意味・意図を理解し、主役を演じているならば
それも良いが、勘違いして自分の見え方や光の当たり方ばかり気にして
役になりきっているのは見苦しいかもしれない。
役割とは所詮、役割。そこからその人自身が透けてくる。
人のことは良い。
自分の役割は何なのか?と思う。
支援をする、応援する、支える。協力するという役割が多い。
すべて黒子である。
この役割を全うしながら、そして発信することも忘れずに。
発信するということも自分に与えられた重要な役割だと
思っている。
もちろんこの役割自体、誰かに支えられ、応援され
実行できるのだ。
それぞれおかげさまで、役割を発揮できている。
それぞれに黒子の存在がある。
周囲に感謝を忘れず、誰かの黒子でいられる
ことも楽しみ、精進していこう。