バンコクに初出張する知人に現地のことを肌感覚で知りたいとの要望をいただき、現地に長く住んでいる友人を紹介する。ネットやデータ、公式の場で得られる情報もその市場、現地をとらえるには重要であるが、実際にそこに行き、そこに住んでいる人たちに触れ、そこにいる方たちと同じものを食べ、同じ時間を過ごすことで見えてくるものがある。この「肌感覚」はお互いの理解促進に、大変重要だ。今回、兵庫県での仕事ということで、早めに現地に入って、
その地域に少しでも触れてみようと試みる。学生時代のプチ・ハレの神戸、そしてあの震災・・もう20年前のことになろうとしていることをかみしめ、さらに一度も足を運んだことがなかった姫路にも下車。大阪とも違う、少し京都に近いような、ソフトな関西弁に思わず懐かしさも感じる。お城が駅に近いことで(お城が先にあったに決まっているが)そこに向かう商店街も元気で国内で増えているシャッター街とは違う。車いすに乗っている人も多くみかける。みんなが出かけやすい街なのかな。と、訪れて初めてわかることばかり。確かに私の肌に兵庫の町々、人々もしみこみ始めている。
コミュニケーション スキンシップ・・・人に直接触れることだけではなく、自分の肌にしみこませる五感の体験。秋だからこそ、よけいに沁みこみやすいのかもしれない。
肌感覚は大切。~コミュニケーション スキンシップ~
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