太平洋を隔てた隣国の、まだ人気前の人物のツィートにいちいち過剰な反応を
しているマスコミの姿勢が気になる。
ツィッターとは、もともと呟きであり、呟きは思いつきであったり
ひらめきであったり、瞬間の投げかけであり、その真意までは
理解できない短文のメッセージツールだ。
キャンペーンでは有効なこのSNSも、政治となれば、経営となれば別であろう。
騒ぐからまた広がる。
ま、騒がせたいから発信しているという狙いもあるだろうが、
呟きであり、非公式なメッセージであるはずべきものだ。と解釈する。
いちいち反応せず、黙って無視すればどうだろうか?
マスコミが
誰がこういった、ああいった。ということにいちいち反応して
無駄な騒ぎを作っていること自体に疑問をもっている。
そして、次期副大統領が諭しているように、
発信するご本人ももっと冷静に大人になって、発信するタイミングや
手法をきちんと伝えていかねば、世界中が混乱し、振り回されるばかりだ。
いずれにしても、まだ始まっていないのに、
いちいち報道ネタを得やすいSNSからもってきて、それに過剰に反応している
メディアに、ちゃんとしてくれ!と心から言いたい。
呟きは、呟きだ。
政治や経済は、そんなものだけで成り立つわけではない。
あらゆるメディアを総合的に判断し、活用し、「きちんと」
伝わるように努力すること。
トランプさんには、変化を起こすという点での期待ももちろんあるが、
目先のことだけで、揺らぐ現実社会の中では、危惧もする。
国内の政治家たちはそういうときにこそ、ちゃんと自国の企業を守ってほしい。
ポーズだけの表敬訪問をするのではなく。
とにかく、ぶれないこと。きちんと示すこと。
この混迷の時代こそ、コミュニケーションについてのしっかりした
見識と正しい行動が重要だ。
まずは、自らを正そう。