大変なお仕事に手を合わせる。

いつの間にか、ビーフはほとんど欲しないようになり
野菜中心、そして魚、チキン、ごくたまにポークをいただく。
チキンはお肉の中では、一番いただく食品だ。
お肉も玉子もありがたい。美味しくてヘルシーだから。
そして、先日のクリスマスもそうであるが、日本人はフライドチキンが大好きだ。
そして最近では地鶏を育て、地元食文化の発展に貢献されている農家さんも多い。
また、東日本大震災で大きな被害を受けながらも、がんばって復活されている鶏加工企業も
あり、この数年のご苦労を思うと、頭が下がる。
そこのチキンをいただくたびに、会社の皆さんの賢明なる努力が伝わり、
鶏に対する感謝の念も沸いてくる。
一方、最近は鳥インフルエンザのリスクも高くなっており、実際に年末は新潟で
大量の殺処分をされた。
生産者さんもお気の毒であり、またその処分を行う行政関係者も本当に大変だ。
酉年の年賀状に、「とり」にまつわるさまざまな言葉をみつけるが、
この殺処分をされた方ご本人の年賀状を拝見し、頭が下がった。
人間が生きるために、多くの生き物が犠牲になってくれている。
そして、その現場に関わるすべての人の努力があって、私たちは安心安全なものを
毎日いただいているのだ。
世の中には、本当に大変な仕事がある。すべての皆さんに感謝する気持ちを
忘れないでいたい。
いのちを大切にする、酉年にしたい。

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