宅配便の日時指定。受け取る日はもちろんのこと、配達時間も2時間単位で指定できる。
そして、通常はそのとおりに荷物が手元に届く。
電車の定時運行も凄いが、日本の宅配のこの配達のシステムは世界一だと確信する。
届いて当たり前。アマゾンなどネット注文によっては日に何度も配達されることもあり、
荷物の数が増えすぎて、宅配業の方の仕事量は増えるばかりだ。
さらにこの年末はお歳暮含め、さらに荷物量が増え、通常のスタッフでは対応できない状況に
なっている。いわゆる、パンク状態だ。
私も、年末プリンターのインクが切れ、注文。希望の配達日に届くのを今か今かと待っていた。
しかし予定の時間を過ぎても業者さんは来ない。営業所に何度も電話をするが、誰も出ない。
結局外出する予定も変更し、ただ待つことにする。来ると思っているものが来ないということで
イライラもした。
そして約4時間後、やっと業者さんが現れた。
「すみません。もう荷物が大変で~。営業所からはみ出そうなぐらい来ているんで。
電話も出られないんです。遅れて本当にごめんなさい」
と言われて、こちらがかえって申し訳なく思った。イライラしてごめんなさい。という気持ちだ。
そして、「そんな忙しいときに届けていただき、ありがとうございます!」と感謝を伝える。
よく考えたら、もう予定どおりに持ってきてもらうことが当たり前の感覚になっているが、
物流はブツの量により、運べないこともあるのだ。
もちろんそれこそ、ドローンたちの力を使えばまた違うかもしれないが、現実は人がモノを運んでいる。
宅配業の皆さまあって、今日仕事ができている、便利に生活できていることに
感謝しなければならないと強く思う。
そして むやみに多忙な時期に、発送物を増やさないようにすることも、大切な心掛けかも
しれない。もちろん、必要なものだから、注文をするのだけれど・・。
ネット社会になってから、より一層、宅配業が多忙、過密になっている。
正確に届くのを当たり前と思わずに、感謝しながら、そして利用の頻度も見直す
ことも必要かも。
ひとつひとつ届けられる荷物に、感謝をしよう。