トランプが「MASA」と呼んだ男は、これまで見たことがない超うれしそうな顔で
トランプの横に立っていた。初対面だった二人は、それぞれの国を代表する
世界的なビジネスマン。しかし、トランプが大統領になることが決まらなければ
この面談もなかったそうようだが、この現実も面白い。
MASAさんが相手にしたのはビジネスマンとしてのトランプではなく、次期大統領
としてのトランプなのだ。政治家ではなく、事業化が国を相手に話をしているのだ。
MASAさんの隙の無い勘どころ、鋭いビジネスアイと、スピード感と、
そしてそのスケールには感心する。
一方、世界のなかで一番早く会いに行ったことが話題になった、どこかの国の
政治家は何を話してきたのか?非公式だそうだが、この両者のアプローチは
まったく違う。
ビジネスライクはクリアでわかりやすく、気持ちいい。
政治家の外遊というのは、結局税金を使いまくって、世界にお金をばらまいたり
いい格好しいのパフォーマンスだ。
行くことに意味がある。そうか?
行くなら何か残せよ!と言いたい。
意味のないことにさも意味を持たせ、次から次へと、別におまえじゃなくていいよ。
といういい役回りだけを、自分の手柄のようにもっていこうとする、その業界の方たち。
ああ、MASAさんは痛快。彼のお金でやるんだから、彼の力でやるんだから。
素晴らしい!さすがは世界のMASAさん!
トランプも大統領になったし、日本もそろそろ、
いわゆる世襲制含め、昔ながらの古臭い
政治家による政治は要らないのでは?
MASAさんの笑顔を見て、とても痛快な気持ちになった。
彼は彼の行動に責任をとるから。
日本の政治家は、責任をとらない。
ここが違う。
きっとトランプもわかっているだろう。