何色の糸で結ばれている?

今年春に上海で亡くなった、台湾生まれの親友。彼女への想いを曲にして、先日からスタートしたライブで歌っている。この作品をいつか彼女の旦那さんに伝えたいな~とぼんやり思いつつ、その手段を考えていたところ。夜中に1本のメールが入っている。アドレスは今はなき親友自身のメール。瞬間、彼女が実は生きていたのかと目を疑った。すると、その英文のメールは旦那からだった。へ?何?このタイミングは?メッセージには来週、来日するのでぜひ会いたいという内容。覚えていてくれたんだ。彼女が旦那に天から呼んだのかな?
彼女なしでお会いする日が来るとは思ってもいなかったし、それは寂しいことであることに変わりないが、彼女の命を彼がそのままあずかっているのだとも思えば、一緒に来日するような気持ちで迎えたいと思う。「ANNEソロジー」を伝えたい。彼は何と言うだろうか。いいお土産になればいい。とにかく、このタイミングとは不思議で仕方ないが、やっぱりつながっている。思えばなる。笑顔で再会しよう。人は人といろんな糸で結ばれている。ANNEと私は七色の糸だったのだろうか?とにもかくにも、まったぐ偶然では片づけれられない距離感に驚く。

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