新聞は仕事上、やむなく購読しているものと、応援したくて購読しているものと2つある。
新聞屋さんの存在はとても好きで、応援している。
後者の新聞屋さんは近所でもあり、自分でお金を払いに行く。
人手不足のご時世、なかなかお店に人がいない。店主自身が配達に出ているからだ。
今日はいるかな。店内を覗いた雪の降った日。
夕方6時、夕刊配達が終わり、明日の朝刊の折り込みの用意をするスタッフの姿。
「お支払いに来ました~」
店主を待つ間に、バイトらしき若者と話す。
「今日は雪で大変でしたね。すごく寒かったしね」
「はい、さむかったっすねー。」
「でも、道が凍らなくて良かったですね。凍ったら配達大変ですね」
「はい、でも凍らなくて良かったです。いつも雪降ったら、いつもより
早く来るんですよ。配達遅れたらいけないと思って・・・」
その言葉にいたく感激。
雨の日も雪の日も、そんな風に配達してくれているスタッフが今日も
いるかと思うと、心あたたまる。
「いやー、本当に頭が下がります。がんばってくださいね。」
雪だから遅れました。ではなく、雪の日こそ早く行く。
素晴らしい姿勢だ。
顧客目線が徹底している。
だから、この新聞店が好きなのかな。
地方紙ならではの奮闘ぶりもほほえましく、やっぱり応援したくなる。