同じ地面の上を歩いたかも。

Nプロジェクトは継続中だ。
井口という地名を、「岐阜」と命名した信長の足跡をたどる。
写真は、現在発掘中の信長の450年前の住居跡。
まさにこの週末、現場で石をひとつひとつ手作業で見分けている
作業員の方たちの姿をみかけ、現実感を味わう。
ここは千畳敷という地名になっている。
信長が濃姫とともにここに住まい、ルイスフロイスなど客人を
迎え、もてなした地がここだ。
ザビエルのを遺志を継ぎポルトガルから来日、そしてのち
壮大な日本史を編纂する西洋の客人が、ここを訪れたとは、
ここに立ち、屋敷を眺めたとは・・・。
今、自分が立っているこの地面を、歩いた可能性も大いにある。
歴史のロマンを秋空のもと、存分に味わうと、新たな発想も
じわじわと湧いてくる。
創作には、歴史を肌で感じることも大切だ。
それにしても、感動・・。
この地に生まれた誇りを取り戻す瞬間でもあった。
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