50代になっても、未だに悔しいという気持ちが時々沸くという
自分に驚くことがある。
たとえば、テレビで歌を歌っている自分より若い女性。
ましてやアイドルではなく、共感をもてる曲を自分で創り、歌っている
いい感じの歌手を発見したとき、ああ悔しいと思うのである。
若い人がこんなにがんばっているのに、わが身は!という感じだ。
日経新聞などでキャリア女性の記事をみつけても、そこにはそういう
感情は沸かない。
多分、そこらはすでに自分の関心領域でもなく、関係ないと思って
いるのだろう。
中村紘子さんがあでやかにショパンを弾いている映像を見ても
これまた悔しいと思ってしまう。
そうなるかどうかは別として、自分が何か全力を出し切り、
挑戦をしきっていないことが、悔しいという感情になるのだと
想う。
人はいくつまで、悔しいと思うのだろう。
年寄りになるにつれ、諦めがつくのか?
個人差はあるのかな。
悔し涙は何歳まで出るのかな?
少なくとも、今の自分はまだ悔しさをもつことがある。
だから、がんばろうと思う。
もしかしたら、悔しさは青春の象徴か?
もしかしたら、悔しさは夢の裏返しか?
どこかズレているかも、人様からすれば随分と愚かなる
わが青春・・は、まだ終わっていないようだ。
まだまだいける、挑戦を続けよう。