ライブが近づき、カバー曲の選定に、カラオケも利用する。
一人でも良いが、歌の好きな方との再会・交流として
おつきあいいただくこともたまにある。
今回、長崎出身、新潟在住の方におつきあい願う。
彼女も、歌が好きだ。
ほぼ同年代ということで、昭和のあの頃が懐かしいね。
という点でも、お互いいずれの曲も違和感なく、自然に
共感しながら聴き合うことができる。
彼女は仲間と時々ライブもされているようだ。ギターと歌。
フォークの世界は今も同世代の人に歌い継がれている。
今回、彼女は中島みゆきや、加藤登紀子や、またはカーペンターズや
松田聖子や・・・私がうたわないようなキュートな選曲も交え
歌ってくれる。
私ははじめて生で聴く、彼女の声、歌を聴いて、
彼女の人生を想像した。
いろんなご苦労、涙も悔しさも・・歌が支えてくれたのかも。
そして彼女は書家でもあるため、さすが、言葉を大切に歌う。
ぐっと泣きたくなるという瞬発的な感動ではなく、
あなたの人生、わかりました。みえました。
とじわじわ思えてくる、静かな感動に包まれ、
がんばってますね。がんばってきましたね。
と言葉もなく、心の手拍子を送りたくなった。
私の歌は、どうもカラオケ向けではないので
ご迷惑だったかもしれないが、
いい勉強をさせていただいた。
歌はその人の人生を映し出す。
どんな道をきたのか・・。なぜか透けてみえてくる。
歌う曲で人生を確認し、来た道をふりかえり、懐かしむ
ことができるから。
だから、人は歌が好きなのだと思う。