初めていく場所はいつも緊張する。どんなところなのかの具体的な映像が頭のなかになく、
そこにいくまでもどうやっていくのは?は地図や時刻表とあとは経験を頼ってということが
以前の常識であった。
今は、ナビゲ~ションツールが人々をどんな場所にでも連れていってくれる。
GPS機能の発達は、人間の行動の効率性を上げてくれたが、同時に苦労してたどりつく
学習能力を低下されているのかも・・とも思う今日この頃。
私は初めていく場所にはできる限り、地図を見ながら、五感を働かせながら
自力でたどりつきたいと思う。その苦労が次回の訪問をスムーズにするからだ。
NAVIに頼ると、目的地しか見なくなり、その途中、プロセスを記憶しなくなり
いつでも頼らないと行動できなくなってくる。
自分で考え、汗をかくということがとても大切なのだと思う。
土地勘がある、ない・・と、そんな言葉。今も通用するのだろうか?
仕事仲間に
「私、土地勘ないので、ごめんなさい」
とつい、言ってしまうが、知らない土地でもNAVIさえあれば
なんとかなるのだから、もう土地勘は要らないのでは?
もうその手法に慣れている若い世代には、土地勘なんて死語なのかも・・。
いやいや、生きていく上で、いろんなカンは私たちを救ってくれる
はずだ。
古臭いといわれようが、なるべく自力で行動することを忘れず。
グーグルマップは正直好きではないし、
手書きで書いてくれた、その店ごとの地図の方が親切だという気持ちは
変わらない。
今日もサバイバルのためにも、生きる勘を養い続けよう。