何のために働くのか?の議論もたまによし。

最近、家人との時間でひとり呟く。
「こんな人生でいいのかなと思うと、不安に思えてくることがあるわ」
「何が?いいじゃん。これで十分じゃん」
「いやー、そんなことはない。仕事だってもっと燃え尽きるというか、もっとやらなくちゃと思うのだけど・・」
「今の状態で何が不満なの?」
「不満じゃなくて 、もっとやらなくちゃいけないと思う」
「別に。これで十分でしょう」
「そんなことはない。」
「何をしようとしているの」
「いや、もっと自分の才能を発揮してとか、もっと世の中の役に立つとか・・」
「仕事で、そんなこと考えたことないわ。」
・・・。こんな会話。
以前も、旧友と会ったとき、自分の仕事について考え方を少し伝えようとしたら、
「そんなこと、考えたことないわ」
と言われ、そこで会話が止まったことを思い出す。

仕事は単なる労働ではないと思っている。創造も奉仕も貢献も含め、仕事だと思う。
何のために働くのか?もちろん食べるための仕事は大前提かもしれないが、
社会の一員として役立っているということが実感できる、そんな仕事に巡り合えたら、人生は本当に幸せだと思う。
もちろん、家族との楽しい時間のための労働としての仕事も良い。
結局は、人生をどうしたいか・・で仕事への向かい方も変わってくるのかもしれない。

生きていることが仕事。と、思っているところがある。
そう思うことがいいのか、悪いのか・・。時々苦しくはある。

いずれにせよ、いい仕事は、いい人生。今日も心して・・。
まずは、それを楽しむことだ。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク