親孝行ビジネスへの共感とエール。

最近知り合った事業者さん。高齢のお母さま直伝・仕込みのシソ味噌を製造販売されている。
なんでもご本人が60歳になって、退職されてからの起業。定年後に、やりたかった仕事、これまでと違う仕事に就く方が増えているのは、高齢化社会のいい一面でもある。まだまだ元気、健康。もっと社会の役に立ちたい。と若い者に負けていないアクティブなシニア、なかなかパワフルだ。
その事業者さんの仕事は、80代後半のお母さまの手作りの味を、商品化し、広げるというもの。
親孝行ビジネスだ。家族で作り、助け合い、一緒に売る。
売りはお母さまの直伝の味。まさに、おふくろの味という点。
 ふと自分のことを見つめなおす。毎年のふるさとライブは、親のいい仕事になっている。何か目標があることで、ボケることもなくがんばれる。もっとそんな仕事がふやせたら一番の親孝行になるはずだ・・。
親孝行ビジネスは、ソーシャルビジネスのひとつでもあり、もしかしたら人々の幸せづくりの原点かもしれない。いろんな仕事、親のやっている仕事を引き継ぐ方も多いが、事業承継という問題だけでなく、親が喜ぶことを仕事にする。ということは本当にいいものだ。
年を重ねるごとに、最近、そのことの大切さを思う。
どんな仕事をしていても、真面目にやっていれば親孝行であることは間違いないが、一緒に何かをできたら、もっといい。
ということで、そのシニア起業家さんを心から応援したいと思っている。

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