10年以上続いている講座がある。毎回使用する資料を更新する。その時々に合う旬な話題を盛り込んだり、こうした方がもっと聴きやすいかなと思いながら・・。
毎回の受講生の反応や感想を見ながら、その次に活かすようにする。
毎回受講生が変わり、またその受講生同志も初めての出会いであり、
その交流や化学反応を見ながら、もっとプログラムをこうした方がいいと思うところを
少しづつ変えていく。
もちろん根底にある伝えたいことは変わらないが、世の中の変化に合わせ、
細部を毎回変えていく。もう手元に10年前の資料はないが、かなり違う形になってきているはずだ。
どんなに考え、用意しても、万全ではない。
そのときの相手により、反応が違うからだ。いい時もあれ?と思うときもある。
だから、随時、表現も見直す。
今回は定員を超える応募があったため、多めの人数で引き受けた。
そのため、ちょっと時間的に収めようとする分、自分も言い足りない部分があった感じがする。
そして、時間オーバーになってしまい、
別れ際にきちんとそれぞれの受講者とあいさつができていなかったのも気になる。
最初のお出迎えと、帰り際のご挨拶。表情の確認が大切なのだ。
即刻、次回に向けてのフォローメールを用意する。
言い足りなかったことを、少しだけ補足しておく。まずは迅速なるフォロー活動だ。
参加型の勉強会はいつもいろんなことが起きて、どきどきハラハラするが、
どっちも真剣勝負だからシナリオどおりにいかないこともある。だからこその感動ももちろん多い。
何度やっても完璧はない。まだまだ、まだまだ。
そして、もっともっとと思う。先生という仕事は、実は自分が一番勉強させていただいている
とやればやるほど、思えてくる。
お役に立てるように、来てよかったと思われるように。
この追求と改善、工夫は永遠に・・。