1年の後半はライブツアーのシーズン。と何年もそのように過ごしてきた。
が、今年は手をいたわり、どうするか・・かなり悩む。
今回は、少しスローテンポ、少し抑え気味に・・。
でも、どうしても岐阜だけはやらねばならない。
親の仕事をつくるため・・でもある。
もう何年も続いてきた岐阜でのライブ。
ささやかなミニイベントではあるが、母のそれに向けてのがんばりと、それを
なんやかんや言いながら見守る父の姿は一年のなかで、一番輝いているように
見える。
何人集める、あの人に声かけたか?この人は?この人のアッシー君はどうなる?
などなど、おそらくチラシができてから、1か月ほどは、このライブの集客が
毎日の生活のメインイベントのはずだ。
ある友人が手の不調と、親の老いについて話す私にこんな助言をくれる。
「昌子さん、とにかく岐阜では年に2回でも4回でも何回でもいいから、お父さんお母さんの
仕事を作るためにも、ふるさとライブやり続けてね。
けんかしても、なんでもいいから、親の元気の秘訣はそれだからね」
彼はわざわざ東京から岐阜までライブに来てくれたことがあり、あの田舎のライブの雰囲気と
親の張り切りの様子も知っている。
その言葉におされ、今年も開催。
母と父には、ライブはうれしい仕事。
「みんな、楽しみにしているよ。って言っとるよ」
毎日このようなメールが。
ありがたいこと。親が動けるうちは、これはやり続けなければならない。
彼らの日々の張り合いのため、生きがいのため。
私の子供の頃の、親たちの夢を、形は変わったけれども、
かなえ続けることが私のミッションだ。