わからないからこそ、化学反応を楽しむ。

最近、あるコンサルタントの方から、ひとつの講座を一緒にやろうという
提案をいただいた。
主催者がいて、あるテーマのもとに一部がAさん、二部がBさんが講師
という企画はよくあるが、それではなく一緒にひとつの講座を作り上げる
というものだ。

ある組織に長年それぞれかかわっているけれど、お互いを知らない、ろくに
会話もしたことがない関係である二人が、いきなり同じ時間を共有して
これまでにない講座をやってみようという試みだ。
その人がどんな講座をどんな風にされるのか実際に見たことがないし、
相手も私の講座は見たことがない。
お互いの活動をチラシやメルマガで断片的にする程度だ。
名前を知っている時間だけは、やけに長い・・という不思議な関係。
知らないもの同志であるが、何か感性的に共通点がありそうだ。うまく
いきそうだ。というまさに直観からのオファー。

事務局はいるが、事務局もどうなる??と未知の世界。

それぞれができることを生かして、それぞれの持ち味を生かして。
目指すは受講者のコミュニケーション力アップ。ということのみ。

いやはや、どうなるかわからないけれど
漫才のようになってしまうのかわからないけれど

これまでにない何かが生まれそうだとそれにのってみることに
する。

化学反応は結果がわかっていたら、面白くない。
どうなるのか?湯気が出るのか、爆発するのか、色が匂いが変わるのか?
楽しみながら、やってみよう。

これまでにないこと、たまには刺激的!
知らないこと、やったことのないことを仕掛けることこそ、
まさしく
コミュニケ―ション・クリエイターの醍醐味だ。

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