人と人のつながり。
何十億という人間がこの地球にいる中で、出会い、
また、つきあい続けることができる人はほんのわずか。
しかも長くつきあえるには、それなりのわけがある。
結婚というのは、「結婚したから」長く住むということが前提なのであろうが
そういった法の下での契約ではなく、自由意志でつきあう場合には、やはり
引き合う何かがないと、続くことは難しい。
(もちろん結婚しても、一生、添い遂げるのはそれなりの磁力が必要であり、その根底には
愛が必要だと思う)
さて、パートナー以外での人と人のつながり。同じ会社だから、
仕事でお世話になっているからという理由がなく、
気持ちだけでつながれるには、何か共通点がある方がうまくいく。
最近思うのは、言葉だけでのおつきあいは、いずれ途切れる。
また一方的に接近したり、離れたりしていく関係も途切れる。
常に両者が同じ感覚、距離感でいることが必要なようだ。
最近、久しぶりに会う仲間がいた。彼女は法律にかかわる仕事をしており、
私とはまた違う世界で
がんばっている。その彼女とは年に一度ほどの逢瀬になるが、いつでも150%の本音で会話
できるのが楽しくて仕方ない。
女のなかの男的な一面、そうありたいと思っているところも共感できるが、その彼女が面白いことを言う。
「嫌いなものが一緒というのが、うれしいですね。」
笑える。確かに好きなものが一緒、好きなコトが一緒。という仲良しは多くいるだろう。
しかし、好きなこと、モノはそれぞれ違うが、これは許せん!これはおかしい!と思うところが
同じということは、信条かつ生き方に結びつくという点でとても大切である。
もちろん、嫌いなことが共通しているだけでなく、尊敬している人も共通していた。
それはマザーテレサ。
お互い、自分ができることをこつこつやって、世の中の役に立ちたいですね。
・・・気づけば、向かう方向が同じだ。だから、いい。
会う回数は少なくていい。いつも相手を思いやり、尊重し、たまに「いつも会っているように」
話し合いたい。
素敵な妹さんがいっぱい。幸せな毎日だ。