混迷の時代だ、生きるのが苦しい時代だ・・と思うと、ためいきも出るが、
どうせ生きるなら、楽しく元気な方がいい。
小さなことにも感動をみつける生き方がいい。
今、通っているモノ書きの講座。週一度、90分を1年間。やっと三分の1まで
来た感じだ。
出張が多いので、よく振替をし、登録した曜日以外の授業にも顔を出す。
最初の授業でたまたま近くの席に座った女性。それから会うたびに
挨拶をし、名前がわかると、早速、ネット検索いただいたようで
「ブログ、見ていますわよ。元気もらってます。応援していますからね~~」
とおっしゃる。少し話したところ、お孫さんもいらっしゃるとのことで
その年代で勉強されるとはすばらしい。お名前はやえさん。名前にふさわしい
桜のような優美、そして強さを感じさせる方とお見受けする。
しばらく会っていなかった。
そして先日久しぶりにお会いしたら。
「ああ~。やっと会えたわ」とその方は、1000円札を私に渡し、
なんと自分のエッセイを注文くださった。
「いやー、ファックスするよりも、直接お会いしたときにと思ってね~」
ずっと、今日は来ていないかと毎回気にかけていただいていたことと、
こんなつたない文章でも気に入ってくださる方がいるということが
大変うれしかった。
「次お会いするときでいいわよ。」
と言われたが、即お手紙付きで、本を郵送する。
以前、アーチストの友人を見舞った際に、
「ひとりでも自分の作品を気に入ってくれる人がいたら、うれしくて
がんばれますよね~」
と言われたことを思い出した。
誰かが見ていてくれること、誰かが純粋に応援してくれること。
が、本当にうれしい。
こういうことの積み重ねで、人生が豊かになっていくのだ。
毎日、いろんな「いい話に出会える」ように、心がけていこうと思う。