ある会議に参加する。あるフランチャイズの特定エリアの、本部と加盟店オーナーとの定例会議だ。
そのエリアでは、会議を積極的に開催しているとのこと。
忙しい合間をぬって定期的に、集い、情報交換をしながら目標を確認する。酒を酌み交わしての交流も積極的だ。
仲間意識とほどよい競争意識をもちながら、
最終的には「ともにがんばろう!」とお互いを激励し、支え合っている。
そのことを会議といった限られた時間の中から、十分感じ取ることができるのが不思議な
ぐらい、とてもいい雰囲気だ。
会議に参加する人たちひとりひとりの姿勢が、とてもいい。
後ろ向きな人がいないのはもちろん、どうしたらみんなでうまくできるか、やれるかについて
全員が前向きだ。
地域でともに頑張る仲間として、心を開き、助け合っている。
チーム、組織・・すべてひとりひとりの集合体だ。心ひとつでその集合体は有機的なものに
なる。大勢いてもつながっていなければ、バラバラの集団、個の集まりでしかない。
一緒に、ともに・・と全員が前向きでベクトルが同じであれば、確認をするごとに、
その集団は強くなる。
この会議で参加されるオーナーたちの交流ぶりを見て、ここの人たちは一体感があり、
まさに「ひとつの有機体」(人格をもった組織)になっていることを感じる。
だから、いい結果も出るのだろう。
バラバラではなく、一体感。これは各自が発するオーラから生まれる。
組織は個の集合体。活力ある組織になるか、カタチだけの組織になるかは・・そこを
構成する個の意識にかかっている。