「失う」ことへの覚悟をもって生きる

ある日突然、大切なものを落としたり、置き忘れたりして、戻ってこない。これも「失う」経験のひとつ。しかし、まあ、モノであればだいたいの場合、また買えばいいとか、そのうちみつかるなど、諦めはつく。

しかし、失いたくないものがある。
まずは、健康と元気。これは失いたくない。
毎日年をとっていくので、永遠に確実に保持し続けることは難しい。
それでもまずまず健康であれば自分の心がけ次第で、まあ、なんとか保持できるかもしれない。
が、いずれは
年には勝てないということになるが。

仕事を失う。
これも大変なことだ。
仕事がないと、人生はつまらない・・・。
失うということにならないように、仕事をちゃんとやる。
いつか、卒業ということはあるかもしれない。
そのとき、喪失感をもつことがないように、その仕事以外のやりがい、いきがいを
つくる準備をしておく必要がある。

お金を失う。
これも困る。とくにある日突然、何者かにより・・・ということも
なくはないので、日頃から気を付けなければならない。

一番なくしたくないもの。
愛する人、そしてその大切な人との時間だ。
これがあれば、他の損失は、なんとか乗り越えられそうだ。

一番大切な人をなくすことが一番怖い。

そのことも覚悟しながら、丁寧に生きる。
覚悟したくないけれども、永遠ではないのだから・と
思う今日この頃。

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