別に何かが変わったわけでもなく、毎日毎日生きているだけのこと、毎日が連続して
いるだけのことだけれど、最近、ふと突然に親しい人がいなくなったり、自分も
ある日いなくなることもあるかもしれない・・・と、世界中の悲しきテロや、つづく天災を
見ているとどうも他人事ではないような気がして・・。
ひとつひとつ、きちんとケリを付けるというか、きちんと終わらせておくことが大切では
ないかと思えるようになってきている。
今の世の中を見て、そう思うのはごく自然のことのように思えるが、
決して、焦っているわけでもないし、何かを予感しているわけでもないが、
とにかく、ちゃんとひとつひとつけじめをつけておかなければ、後悔すると思えるのだ。
思えば52年。生まれてここに来るまで、数えきれない人たちのお世話になってきた。
その人たちに、きちんとお礼が言えているだろうか。
感謝の気持ちが伝えられているだろうか。
何か抜けていないだろうかとふと思ったり、
若い時には突っ張って、歩み寄ろうとしなかった人にも、今は素直に向き合えるかも
と思えたりもする。
公私含め、出会った人はすべて何か意味があって出会ったのだと思う。
それをどう生かしたかは、自分次第だ。
いずれにせよ、お世話になったと思う人には、できる限り早く、そのときそのとき
感謝の気持ちを示していこう。
誠意、真心、謙虚。結局はそれしかないのだろう。
最近、やたらそんなことを思い、久しぶりにご無沙汰していた人に、コンタクトをとったりもしはじめている自分がいる。