今の自分はどうやってこうなったのか?
生まれた「血」も、育った「地」も、その後に出会ってきた、もう数えきれず、覚えきれない数多のの人たち。
その中には、学校の先生もピアノの先生も、習字の先生も・・・実にいろんな方に、いろんなことを教わって、知識やスキルを教えていただき、育った。もちろんもっとやればよかったとかいろいろあるけれど、すべては後の祭り。それよりも、今この自分でいられることは、そういった多くの先生たちのおかげ、上司のおかげである。もちろん親のおかげだ。
ちょっと忙しくなったり、ちやほやされると、なんだか勘違いして、自分ひとりで大きくなったような、自分を過大評価するような・・・そんなことはないだろうか?
絶対にいけない。
少しでもお世話になった方には、敬意と感謝を表し続けなければ・・・。
自分が人に何かをお伝えする立場になって、自分の若き時代の姿勢を反省もする。
ひとりで大きくなったんじゃない。いろんな先生のおかげだ。生涯、忘れず感謝し、できれば恩返しをしなければ。
人生折り返しを過ぎると、当たり前のことが気になってくるものだ。
悔いを残さぬよう、失礼のないように、最期を終えねばならないと思えてくるのだ。
先生方も老いてこられた、今のうちに、きちんとしておこう。
いっぱい教えていただきました。導いていただきました。
今からでも遅くない。そろそろ感謝の旅に出かけるとしよう。