その一言で、その言葉を発する人の性格や物事の考え方、価値観が見えて、共感を抱いたり、ときには違和感を抱いてしまったりすることがある。
一言って、とても大切だ。
仕事でも、それ以外の場面でも、根底に愛があるかどうか・・相手を思いやる気持ちがあるかどうかはとても大切で、そのことも発する言葉から読み取ることができる。
通う美容院のスタイリストで、まじめにお客様を思って仕事をしている人がいて、彼女のことは最初の出会いから、この人は!!と思っていた。それから何年ものおつきあいになるが、
今回お会いしたときのここと。何気ない日常会話の中で、世の中のうまくいかない交渉、人間関係について話していたときに、彼女がぽろり「目には目を、歯には歯をじゃないですよね。」と発したその一言がとても気持ちよかった。
どんなに苦しくても、つらくても、その相手に同じようにしてはいけない。
どんなに苦しくても、つらくても、同じようにやり返すのではなく、違う方法で、うまくコミュニケーションをとるように、
自分はそうしよう!という意味だ。
なんと謙虚で、控えめで。でも、秘めたる力強さも感じる。
人は困っているとき、何気ない一言で、元気になったり、気づきをもらったりすることがある。
いただく言葉に耳を傾け、その言葉に感謝することで、パワーがみなぎることもある。
私も人を元気にする言葉。心がけたい。