選挙キャンペーンがまた始まった。政治家の就カツだ。毎度多額の税金が使われる。もちろんご本人たちも自己投資されての出馬であろうが。
国会やインタビューでの語り口と、選挙演説にアンバランスさを感じる。
選挙になると張り切っているように見えてしまう。
また自分の口から流れ出る言葉に寄っているような、また頭のなかのアンチョコをそのまま押し流しているような、また「どこ向いてしゃべってるの?」と不思議な話し手の目線。目の前にいるのは、大衆かもしれないが、それはあくまでも一人一人の集まりであって、ひとりひとりが見ていることをわかっているのかな?
とにかく、民主主義と言っている以上は、どんな事態になっても、結局は、自分たちが選んだから。ということになってしまう。
どんなに自治体や国のトップに不満や疑問があっても、結局は自分たちにその責任が戻ってくる。
だから、しっかり見極めなければならない。
心から体を張って、人のため社会のために尽くす人物とは??
もちろん自分にとって最適な選択肢があるのかないのかも含めて。
上っ面の言葉、表情に決して流されてはいけない。
普段、コミュニケーションの仕事をしているせいか、いちいち、語り手のAIDMAをチェックしてしまう。
一方、今、全国のモノづくりにかかわる企業、事業体が結集する展示会が開催されている。汗をかき、自らの技術を磨き、頑張り続けている企業たち。
言葉は稚拙であっても、伝わってくるものがある。
プレゼンが上手とか下手ということよりも、心から尊敬してしまう。
自分の手で、自分の頭で、自分の言葉で。
それができることが、ブランディングだと思う。見せかけのカッコよさではない。