今月のラジオ収録も無事終わった。毎月1回の1時間番組ではあるが、企画からシナリオから収録までにできることはすべて任せてもらっているため、録り終えると心地よい疲れと安ど感に包まれる。
毎回、いろんなゲスト、メディアに慣れていない、地元でがんばっている方に出てほしいという人選をしてきているので、皆さん、収録のときは緊張され、汗をいっぱいかいてがんばって話してくださる。
そして番組に出ることで自分の人生や仕事を振り返り、改めて走り出す人もいたり、それぞれにいい時間、経験になっているようだ。
今回お招きしたゲストは創業100余年のお米屋さんの娘さん。お母さまが米屋さんを継がれ、ご自身は結婚後、専業主婦で子育てに専念される時代があったそう。
それで15年ほど前に、自営の道に進まれたとか。
その結果、米粉をつかったクレープ屋さんになって、今やイベントなどでは行列ができるお店になっている.そして今は米屋の後継ぎもし、米粉クレープ屋も。遂に昨年、この二足の草鞋を一つの店舗にという新業態をオープンされた。
今回の収録時の質問「なぜ、最初、クレープ屋を始めたのですか?」の答えが「ずっと専業主婦やっていて、もし明日死んだら、後悔すると思ったからです」。
この言葉に私は共感し、また自分のことを振り返った。
そうだ、明日死んだら、まあいいと思う面もあるけれど、でもやっぱりすべてをやりつくしているわけではない。だから、もっと自分の目指す道に向かってがんばらねば!
と思った次第。
明日も絶対に生きていたいけれど、本当にこればっかりはわからないことだから・・。