ラジオと学生向けの情報誌で、「コミュニケーションなんでも相談室」というコーナーを担当しているが、実に毎回いろんな相談をいただき、答える方が勉強になっている。ラジオでは、街角で集めてきた社会人や学生さんの悩み、情報誌は学生からのメールからの悩み。人見知りをしてしまうがどうしたらいいか?人と会話が続かないけどどうしたらいいか?目を見て話すことができないけどどうしたらいいか?お母さんがなんでも知りたがるけど、どうしたらいい??いやな上司とどう関わったらいい?同年代の異性の同僚にどこまできいて大丈夫・・・・??なんだか人と人が関わることすべてがコミュニケーションそのものだとつくづく思わされる。
コミュニケーションの悩みについて、「とくにありません」という人は少ないのではないだろうか?私自身ももちろんある。いろんなことを抱え、ときには葛藤しながら、模索しながら進んでいる。とてもじゃないけれど、コミュニケーションが上手とは言えないし、正直、コミュニケーションが上手というのも信用できない感じでもある。いろいろあっても、ぶつかりあいながら、悩みながら乗り越えていこうよというスタンスがいい。ときにはさびしい想いや、残念な気持ちや、なんで?という思いにもなることもあるかもしれないけれど、悶々としているのではなく、相談できる人がいれば聞いてもらい、行動する術があれば実行してみて、そこでまた考えても遅くはない。
死ぬまで、人と人が関係を持ち続ける限り(=生きているということだ)コミュニケーションはなくならない。セミナーでよく話す。「コミュニケーションとは『通信』。通い合って信頼を深めること」本当に通い合わなければ解決にはならない。コミュニケーションに悩む人は美しい!?
コミュニケーションの悩みは尽きることなく・・
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