久しぶりに音楽仲間と会う。扱う楽器は異なるが、それぞれ演奏活動、作曲、コンサート企画まで自分でやるという点では共通する点が多い。また自らが音楽に懸ける想いも強いという点でも共感するところがあり、会う回数こそ少ないが、会うたびにお互いの生き方を確認し、認め合えるのがありがたい。
久しぶりに会って、ご無沙汰期間中の活動について話す。半年ぶりに会うことで、刺激も多い。彼は今年が音楽活動10周年という節目で独自のコンサート活動を企画、遂行している。10年もそれだけで生きているというのは尊敬すべきこと。私も自分の小さいけれど新たなマイプロジェクトが進行中だ。その報告を互いにしながら、自然とこれからの話になる。
「最近、なんかさ~。交響曲創りたいんだよね」
というと、「おんなじ。わかるわかる」
という話。実は私はここんところ、頭のなかにシンフォニーが鳴り響いているのだ。
一生における創作活動のクライマックスとして、この目標は目指すに値する内容だ。
オーケストラ楽器についての知識がないため、まだまだ勉強も経験も必要であるが、いつかやるぞ!とまたもや、妄想の世界に。
表現者として、創作者として生きることは、常に上昇志向でいられるという点で気持ちいい。
さあ、次の夢に向かいて、交響曲第何番?目指すは、究極ベートーベンか。
笑いながら、いきいきと夢を語り合える仲間がいることは、本当に幸せだ。
妄想時間が次の行動への活力になっているのを、じんわりと感じる。