ある勉強会で、講師の話のあいさつで、「自分のこと、変人と思う人、または人から変わっているねと言われたことがある人、手を挙げてください♪」という問いかけに、50名中1割ぐらいの人が挙手。私も迷わず手を挙げる。「創造的な仕事をするのには、変人と言われるぐらいの個性がないといけません。みんなと一緒ではいけないのです。今手を挙げた人は自分を褒めてやってください」との説明。変人とは字のごとく「変わった人」。どこがどう変わっている、誰と比べてどんなところが変わっている・・・突き詰めていくと、変人の種類は数限りなくあり、また変人でない人は本当にこの世にいるのかなとさえ思えてくる。人と全く同じ人はいない。みんな、どこかが変わっている。日本人の好きな多数決の世界で、マイノリティだと変わっていると決めつけてしまいそうであるが、それぞれ違うと思えば、みな変人だ。とわかっているのについつい、日常の言葉のなかで「ちょっと私は変わっているので。。」とついつい言ってしまいそうになるが、本当の変人は自分が変人とは気づかないので、そんな風には言わないだろう。よって、私は決して、ちゃんとした変人ではない。ということになる。
いずれにせよ、個性を大切に、想像を大切に。人と違う価値観、美学を自信をもって生きていこう。