手のが痛みがとれないため、重い荷物をなるべく持たないように、リュックというかバックパックを多用するように心がけるようになった。荷物を背負うのは慣れないうちは抵抗があったが、慣れてくるといやはや、世界観も変わる。なるべく手に何ももたなくて良いようにするには、荷物をいかに減らすかで持ち物の選定はむつかしいが、背負ってしまえばこんなに快適かと、歩くのが楽しくもなる。また両手がフリーであるというのは、なんという解放感か。何十年もずっと手に肩にモノをもつことが当然であったが、背負うのは始めたら、やめられない。なぜ小学生がランドセルを背負って通学するのか。考えたこともなかったが、今は同じようなスタイル?でちょっとした「一年生になったら♪」の気分だ。
二宮尊徳さんスタイルで、休み休み本も読めそうな・・・。いやはや肩こりも軽減され、手にも負荷がかからず、背負うのはなかなか良い。手に持つよりもより重い物を運べてしまうのもすごい。
山登りをする人も、カメラマンや常に重い機材を運ばねばならない人たちも、まずはリュックだ。手をフリーに、いざというときの場合に。
もちろん何ももたない「手ぶら」がもっと快適ではあるが、ま、そうもいかない。人類はいつからカバンを持つようになったのか・・。興味深いことである。いずれにせよ、文明生活の進歩とともに、移動社会となり、便利な社会は多くの道具をもたらした。よって、移動が増えれば増えるほど荷物は多くなってきた。旅とともにバッグ市場が拡大したと推察できる。
現実を見渡すとみんな、重い鞄を持って移動している。モバイルツールの普及で重いパソコンを持って歩く人は少なくなったとは思うが、昔より荷物が増えていることは確かだ。だから、整形外科も整骨院も薬局も必要とされる。
いかに、手ぶらで歩くか。いかに持たないか。が健康移動の秘訣だ。