熊本や大分に知り合いがいなかったか・・・と見渡しても、いない。そういえばと思いついたのが20年前お世話になっていた会社員時代の社長。確か熊本出身だと思い出す。連絡先がわからないかと探していると昔の手帳になぜか自宅の住所や電話番号。当時はすでに熊本ではなく京都にお住まいであったから、その連絡先とは京都。しかも自宅にかけるなんてことはなかったから初コールだ。なぜ、お世話になった会社の社長や上司の自宅の連絡先まで記録してあったかは謎であるが今となればそれが役に立つ。熊本出身の元社長さん、今は90歳手前ぐらいのはず。電話がつながった。元社長が出られた。お元気そうだ。「あの、私以前、●●印刷でお世話になっておりました今尾昌子です」と言うとすぐ「おっ」と思い出してくれた。そして熊本が心配で電話したことを伝えたら、おかげさまで何もないよ。大丈夫・・と答えてくれた。こんなきっかけで初電話というのもなんともいえないが・・。とにかく一安心。
他にも実家が熊本という知り合いの方には電話をした、こちらも大丈夫との返事・・。ある知人は仕事仲間が熊本にいらっしゃるそうで電話をしたらライフラインがダメで今後不安だと聞いて心配されている。またある方の元部下夫妻は被災され、避難所へ行っても満員でどうにもならず、結局家に帰ってこられていると聞き、ああ、皆さんお困りだろうなと心が痛む。その方はどこかの団体を通さず、状況を確認した上で直接その元部下さんにお見舞いを送るといわれた。そりゃそうだ。知り合いがいたり、具体的に困っている方がいたら、その人にまずと思う。直接の協力、応援が一番だ。今、自分ではツテがないから、ひとまず団体や店舗を通して少しづつではあるが協力させていただくしかないが、それでも何もしないよりはいいかと思う。直接お役に立てることがあったらぜひ!と思う。普通に生活で来ていて申し訳ない・・という気持ちがある。だからせめて自分にできること、小さくてもいいから。そろそろ「くまモン」が地元の応援のために活躍しそうだ。とにかく、熊本・大分のみなさんが安心して過ごせる時間を早く取り戻せるように。