痛みもかゆみも、生きてる証拠!

どこも痛くない、かゆくない、快眠快食・・。これは一番幸せな、健康な状態。元気とは、当たり前のものではないと最近つくづく思う。しかし、生きていればどこかが故障したり、不調になったりすることは誰にもある。虫歯でも腰痛でも、どこが痛くても集中力を維持することはむつかしく、痛みをおさえるための治療には古今東西、さまざまな方法があり、それぞれが自分の体質や経験で最適なものを選びとり、なんとか痛みから解放されようとがんばる。最近では医者だけでなく、ネットでの情報も本当に豊富で、よくこんなに今自分が困っていることについてたくさん情報があるもんだと驚きもする。(多くはその道のビジネスの宣伝であることが多いが)

痛いとか、熱が出るのはまさに体とその原因が戦っている状態だ。何かがおかしいから、痛くなったり発熱するのだ。だからその原因を見極め、それに対して処置をする。痛いのも発熱も経験しない方がいいが、万一そんなときは生きてる証拠と、前向きになりたい。

今、腱鞘炎とつきあっている。早く別れたいけれど、結構しつこい奴。この痛みをなくすには、自分のいろんな生活のパターンや癖を見直したり、そしていろんな方のありがたい知恵や情報に感謝したりと・・得ることも多いのだ。そして毎日右往左往しながら、いろいろ試しながら痛みとうまくつきあううちにきっとその痛みも消えるだろう。同じ調子でいられないという状態で人は反省したり、見直しができるのだ。完全ではない自分、永遠ではない自分を知ることは、とても大切なこと。痛みは生きていくうえでのありがたいシグナル。

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