アスリートたちの競技後のインタビュー。惜しくもいい結果を出せなかったときに「・・・悔しいです。」という言葉を聞く。その一言がやけに印象に残る。表情も複雑だ。現実社会では、なかなか人前で自分がやった仕事や活動について、「悔しい」と言い切れることはない。一生懸命やっていなければこの言葉は出ないし、また悔しいと思っても、なかなか口には出せないのでは?見方を変えれば、悔しいと思えるほど、真剣勝負をしているか?ということだ。
悔しいという気持ちは、後悔とはちょっと違うと解釈する。悔しさは次へのばねになる。次の挑戦への糧になる。こんな中途半端で終わってなるものか~。よし、次は絶対がんばるぞ!と、選手らはこの悔しいといったそばから、次へのチャレンジを始めているのだと思う。だから、この「悔しい」気持ちには、なぜかポジティブさを感じるのだ。
わが人生も後悔したくない。と思う。そして、今時々、いろんな場面で「悔しい」と思うこともある。であれば、やれよ!ということだ。悔しい気持ちを持てなくなったら、おしまいだ。
若いアスリートたちの自分との闘いに感動するのは、その浮き沈みをすべて見せてくれるからだと思う。今こそ、悔しさをバネに!自分もまだちょっとは若いつもり?で?いる。