久しぶりにお会いする人との会話は1時間ではとても足りない。この人にはと思う人には、その人が興味をもってくれそうな話題について話をするが、興味をもっていただくのは私自身のちょっとした体験談だったり、出会った人のことであったり、自分の発想であったり・・。あるお店では、こちらがお金を払うお客なのに、サービスが終わったあと、そのスタッフに「楽しかったです。お話しきいていると、とても前向きになれます。私もがんばります」と言われてしまうこともあり、ちょっと複雑ではあるが、面白がってもらったり、楽しんでもらったり、考えるきっかけになっていたり・・と、ま、自分の話が何かの足しになっているならば、それもよし!だ。二人しかいないのに何時間もなぜ話すことが可能なのか時々後になって不思議に思うことがある。時々、聞いている方が「本当に話題がよくあるわね。ああ面白い」と感心される。作り話はしていない。あったこと、見たこと、感じたことを話しているだけだ。たぶん、見えるように話しているかもしれない。とにかく企画や創作という仕事をするために、いつも素材を集めたり、良質な出会いを求めたり、感動したり、あるいは思ったら行動を起こしたり・・・。そのことが話題のひとつずつになっているのかも。
いつもネタをつくり、それを頭や心の引き出しに入れているような暮らしをいつの間にかずっと続けている。あなたの話が聞きたい!と興味関心、期待をもっていただけるように、自分なりのインプットは生涯し続けたい。何よりもそれを自分自身が楽しんでいる。