日本の政治家は小さいなとますます思う今日この頃。大きなことを言っているかのようであるが、自分のためにやっているようだ。ますますそのような気配・空気を感じてしまうのが息苦しい今日ではあるが、それに比べて、アメリカの大統領選は面白い。議論がダイナミックでいい、それだけでも伝わるものがある。そして、あの大国をどっちの方向に導きたいのか、方向を示すべきなのかの論点も明確で良い。英語だから結論先のため、よりわかりやすいのかもしれない。
(日本の政治家の発言の唐突な結論が先!というのとは全く意味が違う)
偉大な国を取り戻すという野党、ひとつの国としてまとまることが大切。
国というものをど考えるのか・・という命題に対してわかりやすい。合衆国という日本とは違う地方自治が進んでいる国だからこその考え方でもあるだろう。また何をアイデンティティーとするかという点でも有意義な議論だ。アメリカ選挙のいいところは、これを機会に国民が自分はどう思う?という意識をもっているように見えるところ。また国を引っ張りまとめあげる人物についていろんな議論が飛び交う、その様がよく見えるというところだ。メディアもそれぞれ個性や支持政党があるため、その色での報道になるが、それでも自由に発信され、自由に受け止められている・・・そんな風に見えるところがアメリカが素晴らしいところ。
何を目指すのか?自分が在任している間に、〇〇をする。というのも良いが本当に国のことを、国民のことを思っての発言であるかどうか?は考えてしまう。
日本は今のアメリカの政治コミュニケーションについて、学ぶ点はあるだとう。政治家は人々に夢を与え、それが目標になり、実行できるよう導きをするナビゲーターであってほしい。と、トランプにもクリントンにもそれ以外の候補者にも学ぶところ大いにあり・・と思いながら、まさにこの「キャンペーン」を楽しんでいる・・のは、私だけではないはず。