メッセージある人生は美しく、カッコいい。

ある福祉施設の主催でコンサートをさせてもらったときのこと。障がい者の方が、感想で「今尾さんの歌は、よかったです。とくに『とんぼ』はよかったです。」といったようなことが、そこのブログか冊子に掲載されており、おかしいな、長渕氏の曲は歌っていないけど??と思わず笑ってしまったことがある、きっと私の演奏を聴いて、何か昔の感動を思い出されたのだろう。と、それ以来、勝手にその長渕さんのことを勝手に親しみをもっていたが、その後、一度、飛行機で隣の席になったことがあり・・・ちょっとドキドキしたこと、思わず本人確認をしてしまったことなど・・・思い出すと恥ずかしい懐かしきミニメモリー。そんな彼の最近のインタビューを見聞きし、実は彼の話らしい話は初めて聞いたのだが、いたく感動。そしてなんと、いい生きざまをしているオニイチャンなのだろうかと思った。作曲についての思いも共感できるし、また半端ではないナニクソ根性も理解できる。もちろんこの方のご苦労、紆余曲折と比すれば、私なんか何もやっていないに等しいのであるが、それでも何か同じベクトル向いて生きている人が、こういう業界にもいるのだな~ということを感じた。
生きている以上、メッセージを残したい・・。作品にせよ、ライブにせよ、そのテレビのインタビューにせよ・・・。そして今は10代に自らの生きざまをその人らしく伝え続けている。
最近、薄っぺらいだ、ちゃらいだとかそんな言葉にうんざりしていたため、余計に、お、久々に骨太やね、ホンモノだと思った次第。
やっぱり、メッセージだ。何を遺すかなのだ。今、自分が模索していることについて、ひとつヒントを得た感じがした。
自分の生きてきたすべてが、1曲だったり、1枚だったり・・・いろんな形に表現できる・・そして伝えられるというのは本当に幸せなことだ。
彼の表現、メッセージに触れ、やっぱり自分もやるしかない。と背筋が伸びた。
ザビエルから、長渕、また・・・いろいろ、世の中にはいい男がいるもんだ。
なりふり構わず、全力疾走する人はカッコいい。それから・・表情豊かな人は、幸せだ。
心豊かに、希望をもって自らが生き、それを周囲にも伝播できる。やっぱりそんな生き方がいい。

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