職業力を磨きたくなるシーズン・イン。

たとえば高岡の籠職人。代々受け継いできた家業を守り続けて、50年以上毎日毎日籠を編み、時代に合ったデザインのバッグを作り・・。そんな職人さんは日本中に何人もいらっしゃるだろうが、そういった方の仕事ぶりを拝見すると、作っているもの以上に、その人自身が輝き、大変素敵だと心から思う。その道一筋に生きる生きざま。素晴らしい。
一方、私の場合は、ちょっと不思議な職業で、あるときはコンサル、あるときはマーケッター、あるときは先生、あるときは旅人、あるときはミュージシャン・・・よく本業はどれですか?と聞かれて困るほどにこれらのそれぞれの仕事をすべて俯瞰してコミュニケーションクリエイターとしているから、なかなか複雑で他の方にはわかりづらいかもしれない。
しかしながら、いろんなことができることを生かして、もっとすごいことをしまくりたい!と日々、夜な夜な考えはじめている。いずれにしても、ああいい仕事をした、していると自分の仕事にほれぼれできるようなそんな仕事が継続的に、止まらずできるようになりたいのだ。そしてひとつひとつの分野ももっと極め、もっとハイレベルな発信ができるようになりたいのだ。
そう、生きている以上は働きつづけなければならない。である以上、もっともっと自分の職業にこだわり、その力をもっと習得したい。
春になると、いつもそうだ。危機感と希望が両方湧いてくるのだ。
いずれにせよ、もっと職業力を磨き、唯一無二の仕事ができるステージをもっと広げたい。
そう、職業力向上とはプロフェッショナル・レベルを上げること。
と、むずむずと、こんな気持ちになってくるのは、春が来たということか。

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