アウトプットは自らの手で。

新曲は移動中にひらめく。歩きながら道端で歌い、スマホで録音。こういうときにこの道具は大活躍だ。何曲かそこに入っているし、すでにライブなどで演奏している曲もスマホの活用から誕生した。しかし、とくに人様に演奏していただこうという場合などは 自分が暗譜しているだけでは済まない、楽譜起こしをしなければならない。先日観たパガニーニの映画では、パガニーニーが演奏する曲を譜面書きたちが、演奏を聴きながらすぐ五線譜に落とし込んだという場面もあったが、いいな~と思った次第。形に残すということがないと、作品として広がっていかない。最近はピアノを弾けばそのまま楽譜になるというソフトも開発されているが、どうもそこは機械に頼りたくない自分がいる。自分の頭で自分の手で書き起こす方が、作曲した!という感じがするからである。ただ、それをするには「よし、やるぞ!」と意気込み、集中する時間が必要だ。だから延ばし延ばしになっている。しかし、もうお尻に火がついてきた。やらないと間に合わない。そうなるとやっぱり動き出す。仕事の仕上げはアウトプット。そこは自力でがんばりたい。書くことにより、より記憶され、作品にも磨きがかかるはずだから。

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