先日、巫女さんと少しだけ話をする機会があった。
彼女の言葉で気になったのは、お祓いについての話題のなか、「要するに自分の気の持ちようですから。」の一言。
祈祷したから、お祓いしたから絶対大丈夫とか、何も起きない!という他力本願の話ではなく、なんでも自分次第なんですよ。ということだ。気持ちをどう持つか、もたせるかの努力が大切なのだ。
そして、この気持ちをいい方向へ持ち続けることは、なかなか難しいことでもあるから、自分の気持ちを切り替えるために、みな神社や寺院に足を運ぶのだ。
この新年もそうだ。年が変わると日本人の多くは、神社や寺院へお参りへ行く。おみくじをひく。厄除けをする、祈祷をしてもらう・・・。また受験といえば、またお参りする。新車になれば、家を建てることになればお参りする。お参りしたから絶対!ということはないが、神様に見守ってもらえていることで安心する。神社から帰っても、お札やお守りを飾ったり、身に付けたり・・・。そして安心して日々暮らす。すべては自分の気持ちの持ちようを変えているにすぎないが、ここが大変重要だ。信じる者は救われる!
人は一人で生きているとつまづきそうになったり、迷ったりする。またここぞ!というときには神様の力を借りて、運を引き寄せたくなるのだ。
これらすべては、信じるからこそパワーが湧いてくるような気がする。信じなければ何もない。
だから、力は自分が引き寄せているのだ。
信じた上で、ポジティブなまま努力をすれば結果もきっと伴うのだろう。
パワースポットとは、気の持ち方を助けてくれる、ありがたい聖空間だ。
信じたいとき信じられるものを信じればいい。いずれにしても、何事にも負けず、ポジティブに
生きる方がいい。
自分の気持ちの「持ち方」。
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