ある場でおためし授業のようなものを受けてみる。文章について書き方について作家である講師が話をされる。
そのなかで興味深く、共感する部分があった。
このネット社会では、誰でも自由にいつでも自分の文章を発信できる時代。どんな素人でも「わたしが、わたしが」と自己主張、それを社会参加ととらえる人がいるかもしれないが、ま、そこは本人の問題。
素人かプロかの違いは、「文章にサービス精神があるかどうかだ。」とのこと。
素人は自己満足のために書く、公開する。
プロは読み手にいかに喜んでもらうかを考えて書き、発信する。
ということ。
確かに言われてみればそのとおりであるし、自分も意識して行動したいところでもある。
文章を書く、話をする、演奏する。料理する。なんでも同じことだ。
相手にとってどうか。を意識でき、実践できるか、工夫できるか、配慮できるか。
もちろん自分が書きたいこと、表現したいことというものがあっての文章作成、創造になる
ため、そのネタ自体が重要であることは間違いないが、結局は何のために書くのか。
によって、それはプロか否かが変わるということ。
やっぱりどの仕事も、モノという形に、目で見えない仕事にも当然ながら、顧客目線は必須ということだ。
当たり前なことであるが、今一度、自分の仕事をふりかえるいい機会だ。
何をするにも、サービス精神。
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