「あの人はいい人だね~」というのは褒め言葉ではないと思う人も多いようだ。
魅力がないとか、どうでもいいとか、とくに取り立てて言うところがないから「いい人」と言うのだろうという感じで・・。
私はそうではないと思って使う。「〇〇さんってほんとうに『いい人』ですよね。」と言うときは、具体的に○○な人と言うだけではない、何か言葉にならない素敵なところがあるときだ。
総合力というか、バランスがとれているというか、やさしくて大人で常識もあって・・などなど
それらを合わせて「いい人」なのだ。
自分のことばかり考え、俺が俺が・・という人は決してそうではない。
今回もある方に、「〇〇さんってほんとう~~に、いい方ですよね」と自然に言ったら、素直に解釈されなかったので、上記のような説明をしたが、それでもすべてを実は言い得ていなかったが、意図を理解していただいたようだった。
今書いていて気付いた、私が言う「いい人」とは、いい空気を醸し出す人だ。
そういう人とは、いい時間を共有でき、いい関係も紡ぐことができる。
また、そんな「いい人」に出会いたい。
「いい人」は難しい。
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