やりきることの快感

フィギュアスケートの羽生選手が世界最高得点をマークした。素晴らしい。ブレナイ信念を持ち続け、計り知れない努力をした結果であろう。高得点をとること、メダルを目指すことも大切であるが、彼の凄いところは、点数よりも自分の納得いく演技ができたかどうかで満足度を図っているところだ。点数は他人が決めること、もちろん評価されなければ意味がないが、点数のためにではなく、自分の力を出し切る!ことに主眼を置いていることに共感を抱く。
どんなことも妥協せず、自分自身が納得できるところまで頑張りきる・・・その結果は自ずとついてくる。羽生選手の集中力は何人も寄せ付けない神聖なるもの、そして自分との闘いの表れだ。
住む世界は違うが、私もこの1週間やりきることを目標にしていた。それを達成したあと、心は軽やかでとても穏やかだ。また次の山がやってくるが、慣れることなく、とにかく自分の最高得点を目指してがんばろう。
やりきる人は、人に感動を与える。新しい1週間は師走に向かう。

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