あるトラブルの解決がきっかけで、新たな出会いをいただく。あるご夫妻。トラブルがなければお会いしなかったご縁だ。そして解決したあと、最終面談のとき、その話から次は世間話へ移る。「・・・いやー、あなたも今はまだ若いから一人ででも、そうやってがんばっておられますが、あと10年、20年たったら誰かいてくれないと・・・心配ですよね」と言われる。「いやー、私ひとりじゃないですよ。おかげさまで愛に恵まれています。相方もいますし、そしていろんな方が自分の周りにいっぱいいてくれています。だから大丈夫ですよ」とつかさず答える。その方とは普段の生活とは違う場面での出会いであったため、孤軍奮闘の姿しか見えていなかったかもしれないが、気にかけて、心配してくださったことはありがたい。確かにこう言われて、改めて自分はいかに周囲に支えられているかを知る。まさに自分の周りに観覧車がくるくる回っているようだ。みんなが応援してくださっている。だから、何があってもいつもがんばれている。今日も、そうだ。いろんな方が見守ってくださっている。マーサ、がんばれ!と。そう、人生は観覧車のように進み、巡っている。ひとりじゃないよ、見守っているよ、目に見えなくてもね。
そう、気が付いたらそのトラブルがご縁で出会ったご夫妻にも気に入っていただいたようで、「これでお別れはさみしいわ~。これをご縁におつきあいくださいね、何か機会があったら声かけてくださいね」と言われていた。やっぱり、観覧車は回っているよ。
死ぬまで無休の人生の観覧車。
死ぬまで、年中無休「人生の観覧車」
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