都内、国内でもっとも気に入った美術館として、足繁く通い、勉強もさせていただいた東京都写真美術館。いよいよ本日23日で改装工事のため、2年ほどの休館となるそうだ。まもなく閉館ということで、週末には普段よりも多くの写真愛好家や、美術館ファンが訪れていた。
ここは海外の来場者も多く、また作品をみながらおしゃべりするマナーレスの人も少ない点から、環境的にも気に入っているが、写真について、イメージについて考えるに有意義かつ貴重な示唆をたくさん与えてくれる場所としてとても気に入っていた。
そして東京へ住むようになった頃に現在の建物になり、世界の写真美術館と比較しても遜色ないスケールと学芸員の方の熱心さをいつも感じていた。
恵比寿を訪問する機会は、しばらく残念ながら減りそうだ。が、次のスタートを楽しみに待ちたい。
写真の技術が誕生していなかったら、現代人の暮らしはコミュニケーションはどうなっていただろうか。
町ごと芸術祭といったイベントも増えているが、私はそこにいけば、いつも発見と感動があり、期待を裏切らない展示がある・・という空間を好む。思い出をたくさんくれたこのミュージアムに感動の拍手を送りたい。
思い出が詰まったミュージアムと、しばしお別れ
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