ある30代の女性。農業女子、農ガールズと言われるほど、若き女性たちが農業界でもがんばっておられるが、彼女も活発に元気に積極的に枝豆づくりに、米粉の普及にと奮闘され、地元だけでなく全国的にもその仲間からの信頼も厚い頼もしい、妹の一人と呼ぶには申し訳ないほどの、しっかりもの。農業青年の応援活動をはじめたころに出会ったから彼女もずいぶんと大人になった・・。私がつくった「ひと・文様」を初演奏したときに生で聴いてくださって、その曲が大好きになって「いつか、素敵な出会いがあって結婚する日がきたら、この曲を流したいです」と言ってくれたのは4年ほど前だろうか?その言葉はもちろんしっかり覚えていた。
そしてつい1週間ほど前、ご本人より1本のメールが入る。なんでも、今週末、結婚式を挙げるがその曲を披露宴のBGMに使ってよいですか?という内容だった。ああ、覚えていてくれたんだな~としみじみうれしくなる。もちろん即OKを出す。
この週末、どこかの結婚式で彼女の伴侶となった人が腕を組んで、私のその曲にあわせて、披露宴会場に入場するとのこと。なんとも想像するだけで泣ける話だ。自分が創った作品が、誰かの大切な場面に登場したり、長く歌ったり、聴いていただけることは創るときには想像できない展開であり、とてもうれしい。
週末。無事に盛大にその挙式が執り行われますように。あきこさん、おめでとう!「いろんなことがありました~♪」これまでも、そしてこれまでも、ずっといろんなことが起きるでしょうが、それがあるからこそ、人は生きられるのだと思います。素敵なあなたの「文様」を描いてくださいね。ああ。うれしい。平戸に向かいながら、彼女の晴れ姿を祝福させていただくとしよう。
大切な門出に・・・の悦び。
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