期待する?しない?

日々、多くの人とかかわって生きているが、相手のことを期待する、しない・・・どちらがいいのか?と迷うことはないだろうか。
仕事をする以上、人に伝わってほしいし、そうなるように働きかけているつもり。仕事は伝わってなんぼである。教師という仕事は人が育つということを、商売であれば一人でも多くの方に自社の商品を買っていただけることを期待して、日々仕事をする。これは実にまともなこと、期待なしには何もできないし、モチベーションもあがらないはず。
しかし、自分が期待したわりには・・・という反応であったり、理解されていないことがわかったり、あるいは売れなかったりするとこれはまさに期待はずれで落胆も大きい。期待すればその期待値に見合わない場合のギャップに悩み、期待しなければ何もない・・。どっちがいいのか?これはリスクをとるかとらないかの問題にも通じる。
人によっては傷つくのがいやだったら、損したくなかったら、期待しないこと。という人もいる。確かにそのほうが失うものも少ないかもしれない。
しかし、やっぱり私はいろいろ思いが強いのか、やる以上は相手に響いてほしいとついつい、見えぬ勝手な期待を抱いてしまうことがある。
たとえば、毎朝父親にもメールを送り続けるようになった。が、どんな言葉を心こめてかいても、「了解」だけの返事。ときには寂しくもある。わかってるんかいな?もっと言い方ないの?と思う。でも、期待しない。いやいや、返事がきただけよし!としよう。という具合・・。そう、期待しながら、どんな結果も受容・歓迎できる。そんな度量の大きな人間になりたい。自らが行動するときは、思いっきり期待していいんじゃない?そのほうがおもいっきりやれるはずだから。

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