人間の仕事をコンピュータが担うことがあたりまえになりつつある今日。いずれ介護という人に直接接する仕事もロボットに、ペットもロボットに、家族もロボットに???技術革新の成果物としてそのようなことはもちろん実現可能なことだ。テクノロジーは人々のくらしを便利で見た目豊かにする。それが当たり前になっている今日、その存在の意味、理由をあまり考えなくなっているのではないかと危惧することも多い。
ある著名なIT系の経営者がコンピュータと人間の違いは、心をもっているかどうか?という点だと話していた。
実は人間と向かい合う場合、人間が生きていく上で一番大切なのは、この「心の問題だ」最近 I o T という言葉も普及してきたが、ものレベルでの豊かさ利便性はますます加速するだろう。しかし I o M (Ming)あるいは I o H(Heart)ということは
永久に難しいと思う。もちろん感動創造のツールとしては活用できるだろうが、人なしでそれ自体は作れないという点ではコンピュータにはその創造は難しいと思う。
話を戻す。どんなときにも速さ、目先の利便性に追われることなく、まず、心ありきでしっかり物事に、人に向かいたい。
生きているということは心豊かに生きることでなければ、人間らしいと言えない。ロボットらしい人間が増えていくのはあまりに不幸と思う。絶対にどんなときも心ありきで。技術の前に心ありきだ。
どんなときも、まず「心ありき」で
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