世界を広げてもらえるならば。

企業で働く社員さんとの面談をさせていただく機会が多い。
研修をさせていただいた方のアフターフォローという名目が
多いが、経営者からは、
「普段と違う世界を見せてやってほしい」とリクエストを
いただく。
毎日家から会社に来て、同じ場所で仕事をして、
そんなに人とも会話もなく・・という現場で働く人
に非日常の時間をもたせたい、刺激を与えたいとのこと。

私ごときにそんなことができるのか?と思っているが、
それでも、その機会を楽しみにされている方もいる。
また、実際、
いつも同じメンバーと話していると同じ内容の会話しか
できないので、私と話すと普段考えないことが
浮かんだりするし、いろんな確認や相談
もできて良いそうだ。
そんなこんなで 人によっては時間オーバー
になることも多い。

仕事の悩みがあれば、その相談
ももちろんのり、完璧に解決できることばかり
ではないし、私の力だけでは力不足であるが、
それでも皆さんよく話してくださる。
人の話を聞けるというのは、私の世界が広がる
瞬間でもある。

世代を越えて、地域を越えて、
こんな対話コミュニケーションの仕事を
させていただき、とても楽しい。
もちろんそこで終わらない。
みなさんから出た課題を解決することが
目的だから。

まずは世界を広げてもらう
きっかけに、そしてもっと成長しようと
思ってもらうきっかけになっていれば、うれしい。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク